私は長距離バスが大好き。バスで移動するのが基本好きな私ですが、旅行とか行くなら、なるべく長距離バスが良いです。なぜならバスは落ち着くんです。長距離バスはほぼ、ひとりの空間になれるので、何か食べたり、飲んだりしても良いし、音楽を聴いてもいいし、寝てもいいし。とにかくあの長距離バスの空間が好きなんです。何ででしょうか。なぜかとっても落ち着くし、自分にとってはとっても居心地がいい空間です。好きです。
脳梗塞で左手がまひし、一度は和裁の仕事を断念した女性が、幼児用の浴衣作りを横浜高島屋のイベントで実演した。一針ずつ丁寧に縫い進めた浴衣は、子どもたちの健やかな成長を願い「背守(せまも)りゆかた」と名付けた。「手が動かなくても、できないことはない。やってみようと思ったの」。諦めない心も、後世に伝えたいと願う。
不自由な左手に力を込める。甲の部分で生地を押さえつけて、右手で針を運ぶ。時折、親指をわずかに動かして生地の端を握る。針だけでなく定規やはさみも扱い、時間をかけて浴衣に仕上げていく。
横浜市神奈川区の添田比佐子さん(68)は10年前にパート先で倒れ、市内の病院で医師から「左手は治らない」と宣告された。それでもリハビリを続け、中途障害者地域活動センター「リワーク神奈川」(同区)では刺し子の布巾を作る活動を行っていた。
ことし5月。添田さんの刺し子の技術に切り絵アーティスト福井利佐さんが目を留めた。障害者とアーティストが共同で自由なものづくりを提唱する横浜発の手作り雑貨ブランド「スローレーベル」の新商品として浴衣の企画に誘った。
福井さんが、産着や浴衣の背中に魔よけの印として縫いつける日本伝統の飾り「背守り」を提案したところ、16歳で和裁を始めた添田さんが縫い方を覚えていた。
本格的な和裁は倒れてから10年ぶり。しまい込んでいた裁縫道具で浴衣作りを進める様子に、リワーク神奈川の深堀美彌子所長は「指が動くようになっただけでなく、顔色が良くなり元気になった」と喜ぶ。
スローレーベルに共感した横浜高島屋が1階に設けている展示即売会場(18日まで)で、実演を終えた添田さんは「最初は恥ずかしく緊張しました」と笑顔。「リワークの仲間や家族が応援してくれたから楽しくできた。これからも子どもたちのために和裁を続けたい」
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ドラマ「高校生レストラン」(日本テレビ系列)で話題を集めた「まごの店」を運営する相可高校(多気郡多気町相可)の調理クラブに10月10日、志摩の漁師から伊勢エビ約7キロ35匹がプレゼントされた。(伊勢志摩経済新聞)
【画像】 相可高校の調理クラブら伊勢エビを恐る恐る触る
「まごの店」の週末2日(約500人)分の仕込みを毎週こなし一般的な食材の調理に関しては自信を見せる彼らだが、生きた伊勢エビはほとんど調理した経験がないという。伊勢エビは高価なため高校のクラブ活動の限られた予算の中では、特別な時でない限り生きた伊勢エビを触ることができないからだ。
今回のプレゼントは、その事実を、志摩の郷土料理研究・普及活動などを行う志摩いそぶえ会(志摩市志摩町)の伊藤泰子会長が知り「三重県の魚に指定されているのに調理経験が乏しく、本場伊勢エビの味を知らないのは恥ずかしい。生徒に調理実習経験を積ませてあげたい――と知り合いの漁師に相談したところ快諾いただき実現した」と、きっかけを説明する。プレゼントしたのは三重外湾漁協(同)和具青壮年部。この日は城山直也会長ら3人が同校まで持参した。
同校生徒は、城山会長から直接伊勢エビを手渡されると最初は威勢のいい伊勢エビを恐る恐る触っていたが、1匹をこなし終わると要領を得てこれまでの経験を生かし次々と「食材」に変えていった。完成した料理は「みそ汁」「具足煮」「塩焼き」「グラタン」「エビチリ」「マヨネーズソース」「黄身煮」「クリームスープ」「アメリケーヌソース」「浜納豆炒め」の全10品。
同校教諭で同クラブ顧問、ドラマの主人公のモデルとなった村林新吾さんは「とても高価な伊勢エビを頂けることはとてもありがたいこと。ありがとうございます」と心を込めて謝辞を述べた。さらに「今後も継続してご提供いただければ。可能なら年内にもう一度…(笑)」とリクエストも欠かさなかった。
同クラブで洋食の調理を学ぶ3年生の辻村萌友瑠(もゆる)さんは、ふるさとの食材を使って料理対決をするテレビ番組「おいしい闘技場」(NHK仙台放送局)で決勝戦まで勝ち進んだ時に作った伊勢エビの殻からだしを取ったクリームスープを再現させた。村林さんは「『おいしい闘技場』では惜しくも優勝できなかったが、このスープを決勝で出していたら優勝できたのに…作戦ミスだった」と悔しがった。
「志摩の国 和具港」と記されたプラスチックのタグを触角に付け、伊勢エビのブランド化を進める同部、出漁方法や漁獲制限など独自のルールを定めて資源管理を行い先進的な取り組みを続け、周辺の漁場では漁獲量が減少している中、漁獲量を増やして実績を上げている。「港」単位での漁獲量は全国1位。10月22日には、刺し網の引き上げや網さばきなど一般客を対象にした伊勢エビの漁業体験などのイベントを開催する。
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